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ちっこいおばちゃんのおしゃべり

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人の生き死を生きている人間が都合よく綺麗に解釈する風潮がなんか嫌です。

テレビでも漫画でも生死や病気などの話をとりあげるとき、

相手を泣かすために必要以上に演出して、テレビ局の人が年配層向けのドキュメンタリーつくりため
に「もうすぐ召されるような人はいないか」なんて
こと言ったか話したかしたみたいですが。。

巫女様昇天の回(アニメ)は私は見られないから、どうもいえないけど、原作の時はショックだったのも
あるけど、なんか正直「綺麗過ぎるよなー・・・」って思った。話し全体で考えたとき、この人が出てくるときはいつも手負いだったり、傷ついた場面。そりゃ全てが、巫女様優先になるわな(苦笑)

巫女様はある意味では一番キャラとしては『活きた』人だったのかもしれません。生きるではありません。”活きる”の方です。綺麗過ぎる死のラストよりもっと、彼女がどんな気持ちで自分の運命に立ち向かうか・・・みたいな事が見たかったです。悲恋悲恋でくるまれるより。。

天地人のラストも初めて見たけど、キャラがみんな眠るように静かに死んでった・・・。
へんだなぁ。戦国時代でしょ?戦戦の時代でなのになんか生々しさ感じられなかったです。

なんだかなぁ。人の死をちょっとおもちゃにしすぎてないかな。

テレビで円楽師匠のお別れ会というのがやってました。
まぁさすが落語家だけあって、「笑ってお別れ」というかんじで、明るいでもどこかしんみり淋しげな
雰囲気でした。

なんか自然体でいいですよね。落語家さんだから特別なのかもしれないけど、人の死をやたらと変なBGMながして暗ーく伝えるより。。

人の死=感動

この公式はキライです。もっと深い心理描写があるはず。人の心ってそんな浅くないよ。

精神的な死っていうのもあります。

メンタルな『生』もあります。

それを自然体で描ける作家さんや脚本家、漫画家あらゆるジャンルで、そうはいないきがする。

私がかごめちゃんが好きなのは、メンタルな面ですごく『活きて』いるから。
上っ面だけの生き死にじゃない、もっともっと深い大切なエネルギーを持っているから。

日の出スタッフには『上っ面だけの死』しか描けないのだろう。

アニメは原作じゃありません。アニメで沢山の人がこの回で感動しても私は多分、ピンとこないと思う。

生き死にネタに過剰反応するこの私の偏屈な心には。

気持ち悪いほど、自分達の好きなキャラの時にしか力入れない、過剰な味付けしかできない日の出の作品など、

「アニメ」にあらず。

どんなに綺麗な映像だろうが、声優さんの名演技でも「犬夜叉」という作品にはあらず。

作り手側の好き勝手な解釈が入っている作品は、「犬夜叉」じゃない。

・・・しんみりできる心が元気になれる作品はないものだろうか?

希望が感じられる作品はないだろうか?

・・・「カールじいさんの飛ぶ家」でしたかしら。ピクサーはやっぱりすごいや。宮崎監督も褒めてたよ。

日本のアニメはもはや商売道具・・・

・・・元気なヒロインが恋しいなぁ。。
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